3月10日の佳き日に
茨城県の御岩神社の三本杉しめ縄御奉納へ参加してまいりました。
国産の精麻100%のしめ縄を御奉納する儀式は2年ぶりだそうです。
一般社団法人日本麻結の方が中心となり、2月、3月にしめ縄の奉製会が行われ、
それにも参加させていただいたのですが、
私が参加した日で総勢30名弱くらいいらっしゃったでしょうか。
貴重な国産の精麻が大量に用意されていて、
それをしごいて柔らかくする作業を1日してまいりました。
結構大変で、翌日腕が筋肉痛になりましたよ。。。
それをしめ縄にしていく工程を近くで見ることができたのは、貴重な体験でした。
今回は、わたしが毎月参加している、声の”響きあわせ”という会のメンバーとして参加してまいりました。
これもね、いろいろな繋がりとご縁があってのことでした。
三本杉のしめ縄御奉納は、
うさと展の会場でもお世話になっている、
笠間のカフェ言の葉さんのオーナー、真美さんから始まったことなのだそうです。
背景ストーリーは長くなるので省きますが、
とてもとても不思議で神秘的なお話し⭐︎
気になる方は、ぜひ直接真美さんに聞いてみてくださいね。
そして”響きあわせ”の会は言の葉さんでも開催されていて、
真美さんから先生へ御奉納のお声掛けがあり、の今回の流れ。
各地域、長野、神奈川、東京、千葉、茨城のメンバー総勢28人が集まりました。
前日の練習から参加して
初めてお逢いするメンバーの方の多かったですが
皆さんの響きが本当に心地よくて
まさに調和でした♡
レッスンの中で言われることは
「力を抜き、押さず、頑張らず、パーンと広がるように、声を乗せて、丁度よく。」
この通りに声を出そうと思うことで、
力が入っている自分に気づき、頑張っている自分に気づき、ふっ〜と力を抜き、
すると声が柔らかく、楽に出せるようになったのです。
これは生き方にも通じますよね。
わたしが響きあわせに参加しようとおもった動機は
自分の声(地声)は唯一無二で、自分しかできない表現で、
自声(地声)を宇宙に響かせることは、宇宙も必要としていることなのではないか、と思ったからです。
先生がおっしゃるには、地声で丁度良く話せるようになると、
エネルギーが変わり、とにかく体も外側も循環し始めるそうです。
とにかく、声(音)は宇宙に影響を与えるので、
大事だ!と思っています。
そんな一人一人の自声(地声)を
三本杉の御神域の中でみんなで輪になって御奉納しました。
オリジナルの△(さんかく)の曲、アワのうた。
雲一つない清々しく晴れた青空
三本杉の荘厳なお姿
御岩神社の凛とした空気
そんな中に響きわたる声
場と一体となり調和した感覚
木々が喜んでくれているような気もしました
貴重な体験で
人生の中で忘れられない一日となりました。
それと、これはこぼれ話ですが…
前日の練習の後、地元にお住まいの方から
「日立駅は海から昇る日の出が見られるんですよ、あさ6時ちょっと過ぎが明日の日の出時間です。」
と教えていただいたのですが、
私は朝がとても苦手で、とても起きられる気がしなかったです。
なので他人事で聞いていました。(笑)
出発の前の日があまり寝れなかったので、
ホテルでは12時前に休みました。
朝方に夢を見て、それが朝陽を見に行くという夢で
それで目が覚め、時計を見たら早朝5時!
これは起こされたなー
と思い、そのまま起きて着替えて日の出を見に行ったのでした。
そして、3月10日は亡き父の誕生日でもあり、
父の事を思い出す日でもありました。
子どもの頃は厳しい父で、食事前には必ず瞑想をして心を落ち着けてから頂きました。
そんな父がもしかしたら起こしたのかもしれないなーと思ったりして。
とにもかくにも、御奉納にあたり、日の出を拝み整える必要があったのだな、と感じた出来事でした。
(tomoko)